> 連載コラム > 相関について知ろう(2)


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1.相関を使ってみよう。

・今日のレッスン概要
○ まずはどのペアを見たいのかを決める。
○ 相関係数の強弱を考えてポジションを持つ方向を決める。
解説動画
2.どのペアを使うのか決めよう。

第二回では、実際のページの見方、使い方を紹介していきます。早速やってみましょう。まずは@のところでから、探したい通貨ペアを指定します。
ドル円とそれ以外の相関係数が見たい時には、@に『ドル円』をクリックすれば、それ以外の通貨などの相関が一覧で表示されるようになっています。

  ドル円 ユーロ円 ユーロドル ポンドドル オージドル ドルスイス ドルカナダ ユーロポンド
  ユーロスイス ドル香港 カナダ円 ポンド円 オージ円 キウイ円 日経 ダウ
  ナスダック 原油          

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3.実際の使い方

相関係数がわかったら、どのように使えばいいのでしょうか。例えば豪ドル円とNZドル円の過去1年間の相関係数を見ると0.85(5月30日現在)と強い相関を示しています。すると、豪ドル円の買いとNZドル円の買いを持っているということは、同じペアを持っているのと同じようなことになるのです。これを避けたい、でもNZドル円を買いたい時は、NZドル円の買いとポンドドルの買いを持ちます。すると相関が0.29と弱いので、二つとも下がってしまうということは少なくなります。また豪ドル円を売って、NZドル円を買えば、それぞれが反対の動きをするので両方とも損失が出るリスクを減らせます。このようなことが、通貨の相関係数はもちろん、ドル円と米ダウや原油と金など、他ではあまり見られない相関係数も調べることが出来ます。このように相関係数を使うと世間で言われていることが本当なのか、確かめることが出来ます。色々試してみてください。

(この記事は5月30日現在の自社で調べた相関係数を使って書かれています。)



このページでは相場使える範囲で、ごくごく初歩的な相関について紹介しています。実際に自分で計算してみたい方、
より専門的な知識をお求めの方は、各自でお調べ下さい。

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