基礎から学ぶデイトレード~マーケットを理解するための思考術
厚みがあり、専門的な内容についても書かれた本ですが、それぞれにレベルに合わせて読むことの出来る、非常に理解しやすい内容になっています。
特に各章ごとの内容が明確に分かれているので、自分にとって必要な箇所だけ、掻い摘んで読むことも可能です。為替と株の違いや、
各通貨ペアごとの取引をするのに適した時間帯も紹介されています。
またテクニカル分析での売買方法や、キャリートレードの適した状況・適さない状況など幅広い範囲を網羅しています。また他の書籍にあまり見られず、
お勧めなのは第2章。『外為史上の重要イベント』として、ブレトンウッズ体制の終焉やアジア通貨危機についても紹介してます。
為替取引を実際に行っている方は、これらの出来事は興味を持って読むことが出来るのではないでしょうか。
上気しましたように、レベルに合わせて読むことが出来るので、多くの方にとって魅力的な書籍の一つになると思います。
基礎から学ぶデイトレード~マーケットを理解するための思考術
ご意見・ご感想は
までお願いします。